「子連れ狼、の皮をかぶった羊の父子」として六年、七年目からはリニューアル(^^♪、そして開設から10年が立ちました。親子の距離は少しずつ広がり、ちょっぴり寂しくも、あれやこれやと日々を楽しくをモットーに、ガサツw、雑多な日々を綴ります。
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さて、
その青年、

手術も無事終え、二人部屋に戻り、
いよいよ入院生活がスタートする。

入院・・・それは同室の方々に大きく影響されるものである。


その青年から見ても、
「おじいちゃん」といった方が、同室にいた。

二人部屋も、ある意味考え物である。
「逃げ」と言うものが無い。


同室のこの方「D」さんとしておこう。

父親が、病室に入るなり、
顔が引きつったのを、その青年は見逃さなかった・・・
毎日、
Dさんの見舞いに、中年の男性が来る。

甚平、作務衣といった格好だ。


その中年男性は、Dさんのことを、

「オヤっさん」という。



その青年の父親は、大型車両の営業をしていて、
凡人には踏み込めない世界を少し知っていた。


Dさんは、その凡人ではなく、非凡な方々を取引先とした、
金融商社マンであった。


「あった」と言うだけに、現役ではないようで、
それは、その青年にも理解できた。


その青年、
なぜかキャラ的に、
こういった人にも可愛がられるといった、特異な面があり、


Dさんが「たんぱ」を聴いている時間以外は、
世間話などに花を咲かせていた。



そして、
中年男性が、「・・・連絡しておきます」といった後には、
大体、病室前で、深く礼をしてから入室する銀行員らしき人も
多かった。



ある時、


D「おう、に~ちゃん、
   やっぱテレビは寝ながら見たいもんだよな?」

「はぁ、そうですね」


といった会話の翌日。
街の電気屋さんがやってきて、

チュインチュインと天井に穴を開け、
ステーを固定し、

青年も見やすい位置に、
小型のTVを設置して行った。


まだまだ、病室では、
TVは一人に一台という時代ではなかった。

「アンチャの見たいもの見てれや」
そういって、リモコンは青年の手元にいつもあったものだ。



そうそう、時には、
その青年の見舞いに来た友人も、
パシリに使ったりして

「おめぇも好きなもん買って来い」なんて事もあったし、


その青年と、
こっそりその商店に、チュウハイやら、ビール、タバコを、
時に肩を貸しながら、買いに行き、
看護師さんから、大目玉を喰らったり・・・・




その看護師さん達と言えば、

どの入院患者さんの体を拭くかを、
白熱したジャンケンで決めていたりして、

一部始終を見てしまったその青年は、
悲しい気持になったこともあったのです。



そして、十日程の入院だったろうか、


まだ、ギブスというか、肩部分は包帯でグルグルに固定され、
骨の固定のためのプレート、
そして鎖骨内部には、金属製の棒を入れたままであったが、
「あとは通院でよろしい」となり、

入院生活を終えることとなった。


Dさん「もうそんな痛い思いしちゃイカンぞ!」

「ははは、また隣来ちゃうかもよ」


そんな事を言い、
礼をして、病室を後にしたのでありました。





・・・・・次回、最終回です(^^ゞ
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毎日、
Dさんの見舞いに、中年の男性が来る。

甚平、作務衣といった格好だ。


その中年男性は、Dさんのことを、

「オヤっさん」という。



その青年の父親は、大型車両の営業をしていて、
凡人には踏み込めない世界を少し知っていた。


Dさんは、その凡人ではなく、非凡な方々を取引先とした、
金融商社マンであった。


「あった」と言うだけに、現役ではないようで、
それは、その青年にも理解できた。


その青年、
なぜかキャラ的に、
こういった人にも可愛がられるといった、特異な面があり、


Dさんが「たんぱ」を聴いている時間以外は、
世間話などに花を咲かせていた。



そして、
中年男性が、「・・・連絡しておきます」といった後には、
大体、病室前で、深く礼をしてから入室する銀行員らしき人も
多かった。



ある時、


D「おう、に~ちゃん、
   やっぱテレビは寝ながら見たいもんだよな?」

「はぁ、そうですね」


といった会話の翌日。
街の電気屋さんがやってきて、

チュインチュインと天井に穴を開け、
ステーを固定し、

青年も見やすい位置に、
小型のTVを設置して行った。


まだまだ、病室では、
TVは一人に一台という時代ではなかった。

「アンチャの見たいもの見てれや」
そういって、リモコンは青年の手元にいつもあったものだ。



そうそう、時には、
その青年の見舞いに来た友人も、
パシリに使ったりして

「おめぇも好きなもん買って来い」なんて事もあったし、


その青年と、
こっそりその商店に、チュウハイやら、ビール、タバコを、
時に肩を貸しながら、買いに行き、
看護師さんから、大目玉を喰らったり・・・・




その看護師さん達と言えば、

どの入院患者さんの体を拭くかを、
白熱したジャンケンで決めていたりして、

一部始終を見てしまったその青年は、
悲しい気持になったこともあったのです。



そして、十日程の入院だったろうか、


まだ、ギブスというか、肩部分は包帯でグルグルに固定され、
骨の固定のためのプレート、
そして鎖骨内部には、金属製の棒を入れたままであったが、
「あとは通院でよろしい」となり、

入院生活を終えることとなった。


Dさん「もうそんな痛い思いしちゃイカンぞ!」

「ははは、また隣来ちゃうかもよ」


そんな事を言い、
礼をして、病室を後にしたのでありました。





・・・・・次回、最終回です(^^ゞ
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【2007/09/16 21:52】 | 未分類
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チュインチュイン・・・
non
やっちゃいましたか・・・やるな!おっちゃんD
おっちゃんDの登場は これにて終了?
次回に 期待しときます e-284



マー
>nonさんへ


え~え~、
Dさんの指示の元、
勝手に病室の天井に穴を開けた電気屋さん・・・
さぞ、やりにくかったはず(笑)

Dさん、次回ちょっとでるよ(^^ゞ

と、
その青年だった男が申しております(@_@)

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この記事へのコメント
チュインチュイン・・・
やっちゃいましたか・・・やるな!おっちゃんD
おっちゃんDの登場は これにて終了?
次回に 期待しときます e-284
2007/09/17(Mon) 01:50 | URL  | non #GNpDnBoc[ 編集]
>nonさんへ


え~え~、
Dさんの指示の元、
勝手に病室の天井に穴を開けた電気屋さん・・・
さぞ、やりにくかったはず(笑)

Dさん、次回ちょっとでるよ(^^ゞ

と、
その青年だった男が申しております(@_@)
2007/09/17(Mon) 22:50 | URL  | マー #-[ 編集]
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